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GW明けのメンタル不調を防ぐために
ゴールデンウィークなどの長期休暇のあと、「体がだるい」「やる気が出ない」「仕事に行きたくない」と感じることはありませんか?
連休明けは、生活リズムの乱れや気分の落ち込みが起きやすい時期です。今回は、そんな連休明けのメンタル不調を予防するためのポイントをご紹介します。
なぜ連休明けに不調が起きやすいのか?
- 生活リズムの乱れ:夜更かしや朝寝坊など、普段のリズムからのずれ
- 仕事や学校へのプレッシャー:再スタートへの不安や緊張
- 楽しさとのギャップ:休日のリラックス状態からの急な変化
これらが重なることで、心身のバランスが崩れやすくなるのです。
連休明けに備えてできること
① 休みの後半は「整える日」に
連休の最終日くらいから、少しずつ生活リズムを戻すように意識しましょう。
例えば、「朝はいつも通りに起きる」「軽く散歩をして体を動かす」など、小さなことでOKです。
② 「やることリスト」で不安を可視化
仕事や予定の「見通しが立たないこと」がストレスになることがあります。
連休前に、休み明けにやることをメモしておくだけでも、安心感につながります。
③ 無理にエンジン全開にしない
連休明けは「少しずつ慣らしていく」つもりでOKです。
最初の数日は100%を目指さず、「60〜70%で良し」と自分に許可を出しましょう。
それでもつらいと感じたときは
「頑張らなきゃ」と思っていても、心がついてこないときもあります。
強い疲労感や無気力、眠れない・食欲がないなどの症状が続く場合は、メンタルの不調のサインかもしれません。
無理をせず、早めに心療内科や精神科などの専門機関に相談することも大切です。
心の不調は、早期に対応することで回復もしやすくなります。
まとめ
- 連休明けは、生活リズムと心のバランスを整えることが大切
- 「がんばりすぎない」「不安を見える化する」ことが予防につながる
- つらさが続くときは、早めに専門家へ相談を
少しでもこころが軽くなるきっかけになれば幸いです。
当院では、生活の変化やストレスに関連したこころの不調についてもご相談いただけます。
「連休明けがつらい」と感じたときは、お気軽にお問い合わせください。
当院に通院を希望される方は「初診の方へ」をご覧ください。